韓国「助けて！メキシコが原油を輸出しなくなる！エネルギー枯渇！」知るかよｗ

メキシコ、原油輸出中止へ、韓国製油4社「代替輸入先を確保」

メキシコ政府は、エネルギー自給率を高めるという大義名分で、2023年から原油輸出を中断することにした。これを受け、中東産原油への依存度を下げるため、2010年代半ばからメキシコをはじめとする非中東産原油の導入比重を増やしてきた韓国の精油会社は、代替輸入先確保などの対策作りに乗り出した。

メキシコの国営石油会社ペメックス（PEMEX）は28日の記者会見で、今年1日100万バレル水準の原油輸出量を来年43万5000バレルに半分以上減らし、23年に全面中断すると発表した。オクタビオ·ロメロ·ペメックス最高経営者（CEO）は「燃料供給を保障するためメキシコ原油は100%国内で精製される」と述べた。

ペメックスの輸出中止は、18年に就任したメキシコのアンドレス·マヌエル·ロペス·オブラドール大統領の方針による決定だ。メキシコは、製油能力が国内の燃料需要に追いつかないため、原油を輸出しており、米国製油会社からガソリンなど燃料を輸入してきた。

メキシコの原油輸出中断は、中東産原油依存度を減らすために戦略的に導入先を多角化してきた韓国精油会社にも影響を及ぼす見通しだ。韓国の製油各社によるメキシコ産原油の輸入量は、16年の2763万バレルから昨年は5016万バレルと、5年間で2倍近く伸びた。毎年の原油輸入量が約10億-11億バレル水準で一定だという点を勘案すれば、メキシコ産が2%台から5%に増加したことになる。

メキシコの輸出中止が及ぼす影響は大きくないと見られる。製油会社4社のうち、最も大きな影響を受けているのは、全体輸入量の30%ほどをメキシコ産が占めてきた現代オイルバンクだ。高い高度化率が強みの現代オイルバンクは、品質が低い代わりに価格の安いメキシコなど南米産原油を活用して収益性を高めてきた。エスオイルは、全量を親会社のサウジアラビア国営石油会社アラムコが導入している。SKイノベーションとGSカルテックスのメキシコ産原油の割合は、極めて微々たる水準だ。