天皇陛下 復刊ご著書の扉絵にご一家の姿が…交流画家が明かした“秘話”

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ご成婚前の1993年2月に、学習院教養新書から非売品として出版された『テムズとともに』が、今年4月に紀伊國屋書店から新装復刊され、話題を呼んだ。同書を開いていくと、緑に囲まれた校舎が描かれた扉ページの水彩画が目に入ってくる。

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「懐かしいですね」。

と感想を述べられると、雅子さまは、

「ちょっと恥ずかしいですね」。

とはにかまれる。そんなご両親を、愛子さまは笑顔で見つめられていた。5月30日、両陛下のご成婚30年を記念した企画展をご覧になった天皇ご一家。2時間以上かけ、両陛下と愛子さまは目を細めながら、懐かしそうに展示をご覧になっていたという。

「今年の6月9日で、両陛下はご成婚30周年を迎えられます。コロナ禍が完全に終息していないことから、当日は天皇ご一家だけでお祝いされることになると聞いています。皇室の方々は節目のプレゼントを大切にされていますので、今回も両陛下はお互いへの贈り物を用意されているようです。

じつは、記念日を前にした最近になって、陛下のご著書に載っているある水彩画が、“陛下から雅子さまへのプレゼントなのでは……”と、宮内庁で話題になっているのです」。

ご成婚前の1993年2月に、学習院教養新書から非売品として出版された『テムズとともに』が、今年4月に紀伊國屋書店から新装復刊され、話題を呼んだ。同書を開いていくと、緑に囲まれた校舎が描かれた扉ページの水彩画が目に入ってくる。

「このご著書は、陛下にとって“青春の貴重な思い出”となった、英国での2年間の留学生活の体験を綴ったエッセイで、陛下のお考えを知るうえでいまや宮内庁職員にとって必読の書となっています。水彩画に描かれている校舎は、陛下が学ばれたオックスフォード大学のマートン・コレッジだと聞きました」。

目をこらすと、河畔から校舎を望む3人の人影が描かれている。

その新装版の扉を飾る挿絵を描いた藪野健さんは、日本藝術院会員で府中市美術館の館長なども務める洋画家だ。藪野さんに“河畔の3人”について聞くと――。

「あの挿絵はテムズ川の支流の畔から、マートン・コレッジを望んだ私のスケッチなどを基に描きました。復刊にあたっての“あとがき”に陛下が雅子さまと再訪を願われているという一節がありました。そこから想像して、オックスフォードを両陛下と愛子さまが訪れていらっしゃるイメージで絵を完成させました」。

雅子さまも外務省職員時代にオックスフォード大学へ留学されており、両陛下は同窓生。藪野さんが読んだのは、新装版で“復刊に寄せて”と新たに加筆された章だ。陛下はこう綴られている。

《遠くない将来、同じオックスフォード大学で学んだ雅子とともに、イギリスの地を再び訪れることができることを願っている》

陛下の留学中には上皇ご夫妻がご訪問。

陛下の願いを感じ、藪野さんはご一家を描いた。

「そのことを侍従の方を通じてお伝えしたところ、陛下は『私たちのことかと思いました』とお話しされたそうで、絵をご覧になってすぐにお気づきになられていたようです」。

この水彩画のタイトルは『Merton College』。

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