悠仁さまに大ダメージ!! 震え上がる秋篠宮家!!

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周囲の気遣いを「当たり前の特権」と享受し、自由を主張…秋篠宮家の振る舞いに見る「他の皇族との違い」。

安藤和津さんの回想。
女優でエッセイストの安藤和津さんは、1954年に学習院初等科に入り、その後女子中・高等部へと進みました。まだ戦前の雰囲気が校内には残っていた、と語ります。

「当時は安倍能成院長がご健在で、戦前の『質実剛健』の教育方針が色濃く残っていました。初等科の厳粛な雰囲気の講堂には『正直』という院長の書が掲げられていて、この言葉は今も私の中にしっかりと根付いています。

そして一貫して正しい日本語教育が根底にあったように思います。私が通っていた頃の女子部では、和服姿の先生が『よろしゅうございますか？』と授業内容の確認をなさるとクラス全員で声を揃えて『よろしゅうございます』と応じるのです。しみじみ時代を感じますよね。

学習院の代名詞の『ごきげんよう』しかり、尊敬語や丁寧語などの日本語力がこうした日常生活の中で培われたと思います」。

コーヒー代も「国民のお金」。
安部能成院長とは、戦後の学習院の基礎を作ったとされる哲学者、教育者です。戦前の旧制第一高等学校の校長、戦後は文部大臣を務めた後に学習院院長（学園全体の総長のような存在）に転じ、一貫してリベラルな考え方に基づく指導を行っていました。安藤さんの心に残る「正直」という言葉は、安倍院長が繰り返し説いていたもので、今も学習院の教育に根付いています。

その後、言葉を駆使するお仕事で活躍する素地が作られたのは想像に難くありません。そして前編で紹介した小島さん同様、皇族らと日常的に接していたことから学びがあったと振り返っています。

「生徒たちは皇族や旧華族、名字をみただけで分かる歴史上の人物の末裔もいれば、財閥系企業の子女などがたくさんいました。

その一方で、ごく一般的なご家庭の生徒もいて、家庭の環境はさまざまでしたが、学校に来れば普通のクラスメートで友人、全ての人が同じ生徒です。皇族でも財閥でもそうでなくても学校に来れば同じように学び、同じように笑い、同じように悩みを持つ。

『人って生まれや肩書は関係ない。どんな人も同じなんだ』と感じたことが、実は一番大きい学びだったように思います。

（略）学習院を通じて皇族のお立場を身近に知ることが出来ました。『ノブレス・オブリージュ』の精神とは高貴な方のみならず、日本人のDNAにしっかり組み込まれているものだと私は思います。昔なら長屋の生活の中で、お腹を空かせた子どもが泣いていれば、隣家の人はおにぎりを分け与え、大きな子は小さな子の面倒をみる。

弱者に対する意識を持つことは、より多く持つ者の中にある優しさ、思いやり、責任なのではないでしょうか。人を妬まず、蔑まず、これが学習院の中で私が感じた、“人は皆同じ”だということだったのだと思います。

どの宮様もご自身のお立場をわきまえられ『ノブレス・オブリージュ』の精神をお持ちでいらしたと思います。ある宮様がコーヒー代をお支払いになったあと、このコーヒー代も国民のお金だという意味のことをおっしゃったのが、とても印象に残っています」。

トランシーバーでやりとり。
前編の小島慶子さんや前述の安藤さんのように、皇族や旧華族の方々と机を並べた経験を貴重なものとして語る卒業生は多くいます。

では、その皇族の方々が学習院に通うメリットはどこにあったのでしょうか。「ノブレス・オブリージュ」教育の伝統はその一つでしょう。

またより実務的な観点で見た場合に、やはり学校側の受け入れ態勢がきちんとしていることは強調しておきたいところです。「皇族に仕える華族のための学校」という出発点に忠実なのは昔も今も同じです。

ここで筆者の経験も交えながら、校内における皇族の方々について述べてみましょう。

筆者は学習院女子中・高等科では紀子さま（川嶋紀子さん）の1年下、黒田清子さん（紀宮清子内親王）の2年上、大学では法学部政治学科で秋篠宮さま（礼宮文仁親王）の2年下でした。

皇族方には学内で、皇宮警察の警察官、複数名が付かず離れず見守ります。学習院女子部構内における清子さんの場合、学内を歩く際には3ｍほど後ろを女性警察官が、その5ｍほど後ろを男性警察官が歩いていました。常にそばで待機する皇宮警察の、気配を消しながら見守る姿勢は、要人警護のお手本の様に見えました。

教室を出る際には、トランシーバーで「今出られました」と皇宮警察官が連絡を取り合う様子も見られました。

ある年の文化祭で、清子さんが所属する日舞部（日本舞踊）の踊りを披露される機会がありました。体育館をステージとした舞台を、当時の皇太子ご夫妻（現在の上皇ご夫妻）が見学に来られることに。筆者は当時、文化祭実行委員会である学芸委員会におりました。

本日も最後まで動画を見ていただきありがとうございました。また皆さんに感じたこと意見などをコメントしていっていただけたら嬉しいです。もしよろしければ評価などもお願いします。では次回の動画でまたお会いしましょう。ありがとうございました。