”最悪タイミング” 急落! 韓国ウォンが 壊滅的な終わり!
ウォン安が進行しており、心理的な抵抗線である「1ドル=1,200ウォン」を突破しかかっています。
ドルウォンは2020年12月初頭から2021年01月初頭にかけてダブルボトムで底を作り、以降はウォン安方向に進行して右肩を上げてきました。
韓国のパッパラ愛国日報がまた訳の分からない記事を書いてる。去年からドルに対しウォンの下落がひと際目立つのは、中国依存度が高いことと原材料価格の高騰が原因だという。要するに韓国は何も悪くない!他国が悪い!ということらしい。そういうパッパラ分析しかできないから日米に見放されてしまうわけだ。
昨年からドルに対しウォンが大きく下落しているのは、高い原材料価格、中国の景気鈍化、外国人投資資金流出などが原因という分析が出された。
ウォン安が進行しており、心理的な抵抗線である「1ドル=1,200ウォン」を突破しかかっています。
ドルウォンは2020年12月初頭から2021年01月初頭にかけてダブルボトムで底を作り、以降はウォン安方向に進行して右肩を上げてきました。
https://youtu.be/Bkx3EZkMhOA
ウォン安も11カ月かけてここまできたわけですが、ドルが強くなっているので新興国通貨は総じて安くなっています。しかし、ウォン安の進行は他の通貨と比較して早いという分析が出ています。
他ならぬ『韓国銀行』から、です。
2022年01月18日、『韓国銀行』国際経済研究室から「BOK課題ノート」「第2022-2号」が出ました。「最近ウォンが弱い原因を分析」というタイトルで、非常に興味深い内容です。
2021年のうち、外貨資金の需給状況と経済ファンダメンタルが良好であるにもかかわらず、ドル/ウォンの為替レートは、ドルインデックスや主要新興国の対米為替レートに比べて急速に上昇し、他の通貨に対しても弱気を示している。
ウォンは他の通貨よりも安値進行の幅が大きいのです。
『韓国銀行』は以下のように説明しています。
一方、ウォンは米ドルだけでなく、ドルインデックスや主要新興国通貨など他の通貨に対しても弱さを見せている。
昨年中、ドルウォン為替レートの上昇率(+8.2%)は、ドルインデックス(+6.3%)および新興国対米為替レート(+2.7%)の上昇率を上回った。
また、最近のグローバル景気状況と同様に、「アメリカ合衆国のテーパリング期待・中国の景気不振などがドルが強くなる主要因」として作用した過去の時期(2012.12~2013.7月)と比較しても、ドルインデックス(2.6% ⇒ 6.3%)と新興国通貨(0.1% ⇒ 2.7%)の切り下げ拡大幅より、ウォンの切り下げの拡大幅(3.6% ⇒ 8.2%)はさらに大きくなった。
DXYは「6.3%」、新興国主要通貨は「2.7%」の切り下げで済んでいるのに、ウォンは対ドルで「8.2%」も安くなっています。