ジョコ政権の終焉が 種ご乱心、末期か！！！インドネシア高速鉄道が閑古鳥で大赤字！

「日本の車両が参入!? ・・・これはまるで天国だ!?」 鉄道の本場と言えば、ヨーロッパというイメージですよね。 長い鉄道の歴史を持つヨーロッパには 様々な技術が溢れ、そこにアジアのメーカーが参入していく ことは難しいと言われています。 しかし日本の有名な大手メーカーが、 イタリアに進出を果たすことになったんです! 同じく中国も海外への進出を 目論んでいますが、その両者は「まるで天国と地獄だ・・・」 と言われるほど、全く違う道を進んでいるようです。 テレビなどで大々的に報道されていない 内容もありますので、その事実に驚愕する方も多いのでは ないかと思います。 ぜひ最後までご覧になって、 その真相を確かめてみて下さいね。 まずは中国の車両の海外進出の 現状について、ご紹介していきます。 中国がインドネシアで手がける、 東南アジア初の高速鉄道計画が 迷走しているという話題を聞いた ことのある方は多いと思います。 中国が日本から奪い取る形で 受注したこの企画で、予定していた工期よりも数年遅れ、 近日ようやく開通することができました。 工期が遅れたことにより事業費が 膨張した上、インドネシアは想定しなかった負担も 強いられることになったというのも、よく話題になっていますよね。 首都・ジャカルタからバンドンまでの 所要時間は、2時間半ほどでしたが、約40分にまで短縮することになりましたが、 乗車賃が高額なことや、駅での接続が不便すぎることが 問題視されています。 地元の人たちからも「せっかく 完成した高速鉄道だけど、金持ち向けな感じがするな。 個人的には完成しても利用しないだろう。」という意見が聞かれます。 そもそもこの高速鉄道は、150kmにも満たない走行区間の鉄道です。 日本で例えると、 東京から静岡間程度と 言えばイメージが沸きやすいでしょうか。 それほどの距離を高速鉄道で結ぶには、 中途半端とも言えますよね。 さらに競合する路線バスや在来線があるため、 あえて高速鉄道を選ぶという人はあまり多くないのではないかとも 予想されています。 インドネシアの高速鉄道には、 騒音や環境問題、安全面の問題など、 今後も解決しなくてはならない課題が、 他にもいくつも残っているようですね。 中国は巨大経済圏構想「一帯一路」 を推進するために、このインドネシア高速鉄道に関心を示し、 自信を持っての参入を計画していた と思われますが、インドネシアは 完全に地獄を見るような結末となってしまっていると言わざるを得ません。 このような状況ですが中国は 成功を印象付けるために、高速鉄道の利点だけを発信し続けると 予想されています。 しかし技術力や信頼性の面において、 未熟な域にあるということが、 白日の下に晒されてしまうことは避けられないでしょう。 中国の鉄道製品は、およそ109の 国や地域に輸出されていますが、 冷静な目で見るとその技術力は それほど発展しているとは言えません。 中国国内で起きたショッキングな 事故のニュースを聞いて、「安かろう悪かろう」と言ったイメージを 持っている方も多いのではないでしょうか。 各国を跨ぐように高速鉄道が走り、鉄道先進国であると言われているヨーロッパには、残念ながら進出していくことは 難しいのではないでしょうか。 実際に、ヨーロッパのチェコの会社である レオ・エクスプレスと契約した新型電車「シリウス」は、2年以上にわたって テストを続けるも一向に運行認可を取得できず、完全に破棄される顛末となっています。 中国には売上シェア世界1位の 鉄道車両メーカーがありますが、実はその売上高の8割以上は 中国国内向けの受注によるものなんです。 海外市場への進出という野望は、まだまだ前途多難といった様子のようですね。 中国とインドネシアがそうした 状況に陥っているのを尻目に、日本がイタリアで達成した華々しい ニュースが話題になりました。 アジアの他の国に先駆けて、日本の 列車がヨーロッパにデビューしたんです! イタリアのトレニタリア社が2種類の 車両を手掛け、日本の日立と、 フランスのアルストム社が それぞれ開発を行いました。 トレニタリア社は近郊列車に 「ヴィヴァルディ」、 「ジャズ」、 「ミヌエット」のように音楽にまつわる 愛称を付けているものが多いんです。 この日立が手掛けた車両は「ロック」 そして、 その相方と言われる存在のフランスの車両には 「ポップ」と愛称が付けられました。 「ロック」の方は、日立が受注した 大都市近郊用2階建て電車です。 日立としての製品名は 「カラバッジョ」とされています。 もう一方の「ポップ」は 「コラディア・ストリーム」 という製品名があります。 この2種類の車両は、使用する予定の地域や用途はもちろん、 運行路線も異なります。 どちらもイタリアのトレニタリア社の 車両ですが、 同時期に別のメーカーが造った車両が、 国際鉄道見本市で隣同士に展示される という珍しい光景がみられました。 これらの車両の引き渡し式は同日に予定され、 その演出には印象的な趣向が凝らされ、話題になりました。 新しく作られたばかりの目を引く 新型車両 「ロック」は、ピアチェンツァという駅から招待された 関係者を乗せ、田園風景の広がるイタリア中部 エミリア・ロマーニャ州の大地を走ります。 そして約1時間40分かけて ボローニャ中央駅の1番線に到着。 すると驚くことに、停車したホームの 対面にほぼ同時に新車が到着します。 それは、アドリア海に面した リミニから到着した「ポップ」でした。 別の場所から発車した2つの車両を、同時に入線させるという演出が行われたんです。 「デザインの本場」とも言われる イタリアだけあって、どちらの車両も画期的な外観の 素晴らしいデザインです。 こんな状況はなかなか見る事は できません。 まるで映画のワンシーンのような光景を、 想像するだけでも胸が高鳴るようですよね。 それぞれの列車が停車すると、プラットホーム上に設置されたひな壇の上で、トレニタリアの ティツィアーノ・オネスティ社長を筆頭に、 関係者のスピーチが行われました。 新型車両の引き渡し式という イベントはよくあるものですが、「ロック」 と 「ポップ」は高速鉄道の ような華やかな車両ではなく、身近な存在とも言える近郊列車です。 ここまで大々的なイベントは、 珍しいと言われています。 それだけこの2つの新型車両に対する、 期待の大きさが表れた形となったと 言えるかもしれないですね。 地元ではこんなに華々しいイベント でデビューした「ロック」ですが、冒頭で申し上げたように、日本のマスコミ などからはあまり注目されていませんでした。 みなさんの中にも「聞いたことが無かった」 と言う方が多いのではないでしょうか。 高速鉄道のように人々の話題を 引くような車両ではない、というのがその理由かもしれません。 しかし、実際には日本にとっては、 深く大きな意味のある一歩が 刻まれたとも言える事なんです。 それは日本のメーカーが設計から関わり、 ヨーロッパ大陸を走ることは長い鉄道の歴史の中で初めての快挙となるからです。 こうした鉄道の参入は、地元のメーカー でも難しいと言われていますが、外国のメーカーの参入となると 更にハードルが高くなります。 こうして日本の車両が走ることが 実現できたのは 日立の一つ一つの努力の積み重ねの 結果と言えるでしょう。 ロックの開発にはイタリアと 日本の技術者が協力し、両者が持ち合わせていた技術や 知見を出し合って、設計が進められました。 こうしたプロジェクトでは、人対人のやりとりが重要になってきますよね。 それは国が違えば常識も違う人たちが相手では、 一筋縄では行かなかった事でしょう。 日本人技術者から見たイタリア人は、 とにかくこだわりが強く、話し合いにはとても苦労したと言います。 一度決めたことはきちんと受け入れ、そのあとは物事が非常にスムーズに 進んで行くそうですが、その前に彼らが納得するまで一つ一つ 丁寧に話をする必要があったそうです。 こうしたイタリア人の気質を受け入れ、 必要がある部分は根気強く説明をし、デザインなどのこだわりは活かしていくなど、 様々な苦心を乗り越えたという 日本人技術者のエピソードも聞かれます。 そうした相手に寄り添う姿勢や考え方も、 日本の車両が採用された 理由の一つになるのでしょう。 日立は製品品質を向上させることは もちろんですが、納期をきちんと守ることを 大切にしました。 こうした小さなことで、信頼は守られていくのだそうです。 ちなみに相方のフランスの「ポップ」 は納期を守ることができずに、 引き渡し式のイベントにも影響を与えてしまい、 その評価に響く事になったことが伝えられています。 勤勉で誠実な日本人の技術が海外で活躍し、 ヨーロッパの大地を走っているのだと思うと 誇らしいですよね。 イタリアは車社会と言われていますが、もちろん車を持たず電車が身近な 存在となっている人も多いんです。 特に今回ご紹介した「ロック」が 走る田舎の地域では、短い単線の線路に古い車両が 使いまわされることが多いため、見た目もインパクトがあり高性能 という車両が入ってきた! と現地の人たちも大喜びしているようです。 印象的なのはとても大きな扉が付いていて、 中に自転車置き場やベビーカー置き場がしっかりあることです。 近年はイタリアでも電動自転車が 普及してきているため、自転車置き場には充電用の コンセントも設置されています。 愛用の自転車と共に電車で 移動できるなんて、 日本にも作って欲しいと思ってしまう くらい便利な仕様ですよね。 イタリアではデザインを重視するため、 実際に故障して開かないドアを 見掛けることが非常に多いそうですが、 このドアは日立製です。 日本でも高い実績を誇る、 私たちの見慣れた 戸袋のある引き戸の形式になっています。 人や自転車などが乗り降りがしやすいように、 ステップ部分が可動式になっているのも特徴的です。 デザインにこだわるイタリアだけあって、 このドアの仕様にはひと悶着あったようです。 結果的に日本式が採用された事に、安全性への信頼を感じますね。 車体に堂々と入った 「HITACHI」のロゴを見ると、なんだか嬉しくなってしまうという方も 多いのではないでしょうか。 イタリアの美しい景色の中を走り、 これまでにあまり無かった洗練された 近代的なデザインの車体、工夫の凝らされた 快適な車内のこの電車は現地の人たちにも 注目されています。 二階建て車両といえどもかなりの スピードを出すことができますし、 イタリア人の好みやイタリアの気候に 適応できるような細かい配慮に溢れています。 インターネットの反応などでは、中国と日本の海外進出の状況を比べあわせ 「まるで天国と地獄だ・・・。」 とその差を 爆笑するかのようなコメントが 多く集まっているようですね。 今回のエピソードのように、 相手の要求を受け入れながらも、納得させる事ができるのは 確かな技術を持っている証拠です。 日本と中国の車両には技術の差という 面もありますが、相手に寄り添うスタイルの日本と、 自国の都合を通そうとする中国の気質の 差が出ているような気がします。 こだわりの強いイタリア人を相手に、 思いやりや誠実を大切にし、忍耐強い日本人だからこそ 受け入れられたのではないでしょうか。 ただ売れば良いのではなく、売った相手が発展して、利用する人たちが、豊かに幸せに なれる技術と品質を提供できる事を 重要視した結果、 まるで天国と地獄のように 結果が別れてしまったのかもしれません。 日立製の車両はイタリア国内の鉄道会社ですが、 電源方式や信号システムなどを変更すれば、イタリア以外のヨーロッパ各鉄道へ 対応させることも可能です。 ゆくゆくは他国への進出も計画されています。