「欠陥車両をインドネシアへ」 中国にすり寄った 中国製鉄道が開業20日で廃止!

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こんにちは。お疲れ様です。今日も動画を観ていただき、ありがとうございます! みなさんは、中国の高速鉄道が「中国の夢」を実現するための「加速器」と公式に称されていたのをご存知でしょうか。 「中国の夢」とは、中国の都市化や国際化などを目指す中で、 さまざまな場面に使われている言葉ですが・・・ 高速鉄道に関して言うと、一この「夢」は「悪夢」に終わってしまうかもしれません。 中国の高速鉄道はこの10年で急成長し、いまや世界1位の総延長を誇りますが、 その裏には高速鉄道の存続にも関わりかねない厳しい現状がありました。 その現状とは、とんでもない額の赤字です。 今回は中国の高速鉄道の厳しい経営実態について説明していきます。 中国の高速鉄道は目下「火の車」なのに、さらに営業を拡大しようとする中国の「なぜ」についても考えていきますので、ぜひ最後までご覧ください。 中国の高速鉄道は、2022年時点の総延長がおよそ4万2000キロとなっていて10年間で4倍以上に拡大しています。 2023年には前年比でおよそ6パーセント延長する見込みで、 その拡大はとどまるところを知りません。 長さでいうと他を圧倒して世界1位を誇っています。 ちなみに日本の新幹線の総延長およそ3300キロなので、 中国高速鉄道の長さは日本の10倍以上に及びます。 中国の広い国土を高速鉄道で網羅しようとしているのが伺えますね。 2015年、中国の習近平国家首席が中国国有の鉄道車両メーカー 「中国中車集団」を視察した際、「高速鉄道は中国の名刺だ」と強調したことで、更に中国の高速鉄道建設に火が付きました。 2021年になると習近平国家主席は、「中国の自主的な革新の成功例は高速鉄道であり、ゼロから始まり、 海外から技術の導入、消化、吸収、そして再び自主的な革新へと進んでおり、現在はすでに世界をリードしている」とまで言い切りました。 まさに「中国の顔」として高速鉄道は急成長を続け、 地方の都市化や貧困の救済など、「中国の夢」を実現したかに見えました。 ところが蓋を開けてみると・・・なんともお粗末な運営状況が見えてきたのです。 2022年6月、中国メディアは、国鉄集団の負債総額が6兆元、 日本円でおよそ123兆円を突破したとする記事を発表しました。 2022年1~6月期の損失は前年の507億元(約1兆433億円)から 804億元(約1兆6543億円)に「膨れ上がりました。 この数字、1日に換算すると、およそ4億元、現在のレートで日本円にすると、 およそ81億円の赤字となるのです。 1日で、およそ81億円!?聞いただけでもゾッとする数字です。 大赤字の一番の要因は、何といっても、採算が取れないのに線路や駅を増設するから、 というところでしょう。 中国高速鉄道の平均的な1キロ当たりのコストはおよそ1億元(約20億円)です。 2022年までの総延長がおよそ4万2000キロなので、 4兆2000億元(約85兆8千億円)がかかっていることになります。 これに車両代を加えるとどうなるでしょう。 時速200キロで走る車両は1億元、 時速350キロで走る車両に至っては、 3億元以上かかると言われています。 さらに電力、メンテナンスなどの費用を含めて考えると、 チケット代だけでは賄えず、 線路や駅を作れば作るほど損失が出る、 ということになるのです。

では日本と比べて中国高速鉄道のチケット代はどのような設定になっているのでしょうか。 北京一上海間では、2020年より固定運賃制を廃止し、 変動運賃制を導入しました。 それにより運賃はそれまでより7~8%値上がりすることになりましたが、 それでも営業距離1318キロで、最低1万円余りで利用できるようです。 ちなみに営業距離が半分以下となる556キロの東海道新幹線東京-大阪間の運賃は、 最低で13870円となっています。 北京一上海間は倍以上の距離を走るのに、この値段、というのは、 破格の安さといってもいいかもしれません。 どんな人でも使いやすいように、と設定された料金のようですが、 地方の庶民からしたら高額で手が出せない、という状況も生まれているようです。 建設費を補填するには安すぎる料金設定であり、 利用者を見込むためには高額すぎる、という悩ましい状況となっているのです。 料金設定の問題だけではありません。 中国政府は高速鉄道を地方都市に走らせることで、 地方の活性化を進めたい考えも持っていました。 「採算が取れない線路や駅を増設している」ことを証明する、 大きな事例があるのでご紹介しておきましょう。 中国では「千年大計(1000年にわたる大計画)」の名の下、 2017年から雄安新区の開発を進めてきました。 この雄安新区の開発は「未来都市」の建設と称され、 国家の一大戦略として進められてきました。 周辺地域の経済の活性化を図るほか、北京の過剰集中を緩和することなどが目的です。 開発にはおよそ30兆元、 日本円でおよそ587兆円の資金が投入され、 雄安高速鉄道駅や周辺施設などが作られました。 2023年5月に雄安新区を訪れた習近平国家主席は、 雄安を「奇跡」と賞賛したそうです。 表面だけ見れば、開発されたばかりの美しい建築物、 ハイテクな未来都市の姿は確かに「奇跡」のように映ったことでしょう。

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