【衝撃】中国鉄道で緊急事態！「開業直後に閑古鳥…」中国鉄道の財政問題がとんでもなくヤバい…【200兆円】

今回は、中国鉄道の財政問題についてです。 中国は、 経済成長を背景に 高速鉄道の建設を推し進めています。 2023年現在、 中国の高速鉄道は世界トップの 総延長4万キロ超を誇ります。 1999年に河北省と遼寧省を結ぶ路線に 着工して以降の20年弱で、日本の新幹線の総延長 (約3,300キロ) の10倍以上に拡大しました。 しかし、 中国の高速鉄道は不採算路線が増え、負債総額は120兆円にも及び、世界最大の借金と言われています。 そして、この負債はさらに膨れ上がり 200兆円に達するとも言われており、 中国経済の崩壊が間近であるという見方もあります。 なぜ、ここまで負債が膨れ上がったのでしょうか。 今回は、 中国鉄道の財政問題にフォーカスし、 中国鉄道の現状や赤字の原因、そして今後の展望についてお話しします。 近年、 中国は経済発展を背景に高速鉄道網の 急速な拡張を進めてきました。 しかし、この裏には深刻な問題が潜んでいます。 特に2008年のリーマンショック以降、 中国は鉄鋼や セメントの生産過剰を解消するため、 更なる高速鉄道の延伸を推進しました。 各地方当局は北京と上海・広州を結ぶ 「ドル箱路 「線」 に刺激され、 鉄道の誘致合戦を展開しました。 しかし、この結果、 採算性を度外視した 路線拡大が進み、中国国家鉄路集団の負債総額は 約120兆円に膨れ上がりました。 これは、 経営危機に陥った中国不動産大手 「中国恒大集団」の負債の3倍に近い規模です。 また、2022年北京冬季五輪では、 北京市中心部と 周辺の会場を結ぶ高速鉄道が注目されました。 この路線は自動運転システムを採用し、 最高時速 350キロで約180キロの距離を50分で結びます。 しかし、 旅客需要低迷により運行は1日1往復に 限定され、 夏の観光シーズンに増便されたものの、 依然として利用客は少ない状況が続いています。 中国の高速鉄道は、一部の成功路線を除き、 輸送能力が休眠状態に陥っており、 大きな損失を生んでいます。 たとえば、 新疆ウイグル自治区のウルムチと 甘粛省の蘭州を結ぶ区間では、1日160往復の能力があるにも関わらず、 実際は4往復しか運行されておらず、旅客収入だけでは電気代さえ賄えない状態です。 中国政府は高速鉄道の拡大方針を続けており、2035年までに総延長を約7万キロに 拡大する計画を立てています。 しかし、この野放図な拡大は、 中国経済に想像以上 のダメージをもたらす可能性があります。 中国の経済に詳しい大学教授は、 中国の高速鉄道の 拡大を 「灰色のサイ」と例えており、国家的な金融リスクを引き起こす 恐れがあると述べています。 「灰色のサイ」とは、 市場や経済システムにおいて高 い確率で大きな問題を引き起こす可能性があるが、 通常は軽視されがちな潜在的リスクを指します。 普段は穏やかですが、一旦暴走を始めると誰にも 制御できない巨大な力を持つサイが 大暴走する可能性があるということです。 このように中国の高速鉄道建設は、 建設拡大の裏に 巨大な財政リスクを抱えています。 インフラ整備のスピード感は日本から見れば 学ぶべき点も多いですが、 長期的な経済的持続可能性の観点からは 重大な課題が残されているのです。 中国の高速鉄道の一部の路線は開業直後に閑古鳥が 鳴く状態となり、 赤字を計上しています。 このような赤字路線の背景には、 いくつかの要因が存在します。 最も顕著な問題の一つは、 予想よりも乗客数が少ないことです。 多くの路線で予測を大きく下回る利用客となり、 それが運営を圧迫する状況を生み出しています。 中国の高速鉄道の輸送密度を日本の新幹線と 比較するとその違いは明らかです。 たとえば、2015年に中国で輸送密度が最も高かった 京滬高速鉄路や京広高速鉄路でも、路線1キロ当たりの輸送量は約4800万人キロ、全国平均では1700万人キロでした。 これに対し、日本の東海道新幹線では 9000万人キロに達しており、 新幹線全体の輸送密度は3400万人キロと、 中国高速鉄道の2倍にも及びます。 また、2020年1月、 新型コロナウイルスの感染が 湖北省武漢で急速に拡大したことにより、 中国高速鉄道の主要な収益源であった 路線の収益が大幅に低下しました。 この影響は中国国家鉄路集団にとって深刻であり、2020年の最終損益は555億元(約1兆1千億円) の大幅赤字に転落し、 続く2021年も498億元(約1兆円) 近い赤字を記録しました。 新型コロナウイルスのパンデミックは、中国高速鉄道の財務に甚大な影響を及ぼし、既に存在していた負債をさらに 悪化させる結果となりました。 さらに、資金投入が高速鉄道に集中している一方で、 貨物輸送の拡充が見送られ、輸送能力の低迷を引き起こしているとも 指摘されています。 高速鉄道での損失を補うために貨物輸送の運賃を 引き上げていることで、 鉄道離れを発生させ、物流がトラック輸送に切り替えられ、 これが大気汚染の悪化や社会全体の物流コストの 上昇に繋がっているというのです。 このほかにも、 建設コストの高騰や競合する 交通手段の存在も赤字の大きな要因となっています。 建設コストの問題では、 特に地形や地質の問題、 技術的な困難により、 建設コストが当初の予想を大きく上回るケースが目立ちます。 競合する交通手段では、 航空機のような高速鉄道と 競合する交通手段が存在し、これが乗客の分散につながっています。 このようなさまざまな要因が、 中国高速鉄道を大きな赤字へと導いています。 高速鉄道の営業収入をすべて投入しても、 高速鉄道の 建設時の利息すら償還できないとも言われており、今後更なる赤字拡大が見込まれています。 中国政府は、国の景気を底上げし、 都市間のアクセスを向上させるために、 2035年までに現在の路線を7割増やすという 壮大な計画を進めています。 しかし、この計画には大きな代償が伴っています。 先程もお話ししましたが、 不採算路線の増加により 負債総額は120兆円に達し、 さらに、今後の建設計画には70兆円以上の費用と、 200兆円規模の大幅赤字が見込まれます。 これは、 中国経済にとって大きなリスク となることは間違いありません。 中国の高速鉄道は2000年代から急ピッチで 建設が進められ、経済成長のための重要なインフラとして 位置づけられてきました。 これにより、 中国国家鉄路集団をはじめとする 関連企業は膨大な負債を抱えることとなりました。 この高額の負債は、 資金繰りや信用格付けに 悪影響を及ぼし、将来の投資計画や運営に大きな障害となっています。 中国政府はこの問題に対処するため、赤字路線の見直し、 運行本数の調整、価格政策の改革など、 様々な策を講じています。 さらに、 商業施設の開発や、公私パートナーシップ (PPP)を利用した運営、外国企業との協力など、 多角的なアプローチで収益の向上を図っています。 この継続的な高速鉄道の拡張は、 国の隠れ債務として、 中国経済に新たなリスクをもたらす 可能性があります。 中国政府がこれまで見過ごしてきた 「灰色のサイ」 とされる高速鉄道の問題は、大きなダメージを中国経済に与える 可能性があります。 中国政府は、この問題に迅速かつ効果的に対処し、負債の管理と高速鉄道の持続可能な運営に向けた 戦略的なアプローチを採らなければなりません。 そうでなければ、 高速鉄道システムが 引き起こす金融リスクが 中国経済の安定を脅かす結果となるでしょう。 ではこのニュースを見た人々の反応を見ていきましょう。 この期に及んでも、いまだに鉄道を作り続ける不思議。知ったこっちゃ無いけど 中国🇨🇳らしい、壮大な経済活劇を期待します。現トップは、史上有数の経済音痴なので、間違いなく類例の無い結末が見られるでしょう 身勝手で自分さえ良ければという民族。こんな国に関わりたがる日本の個人や企業が後を絶たないのが、とても残念です。日本の政治家もいつもペコペコしていますね。 やりたいようにやらせておけば、どうなろうと知ったこっちゃない。 本日も最後まで動画を見ていただきありがとうございました。 また皆さんに感じたこと意見などをコメントしていっていただけたら嬉しいです。 もしよろしければ評価などもお願いします。 では次回の動画でまたお会いしましょう。ありがとうございました。