ブータン王室が狂気の発言!! 怒りに震える紀子さま…
私のチャンネル: https://www.youtube.com/@newsjapanonline5901/videos 河野デジタル大臣が「女系天皇論」「旧宮家復帰」に言及。 昨年8月23日夜、河野太郎デジタル大臣がYoutubeのライブ配信で皇位継承問題に言及した。男系による皇統を第一としながらも「皇室の女性を残す。男の子がいなくなったときには、その女性の皇室のお子さまを天皇にしていくのを考えるのが一つある」とし「愛子さまをはじめ内親王のお子さまを素直に次の天皇として受け入れることもあるのではないか」とまとめた。 つまり、悠仁さまへの皇位継承を前提としながらも、愛子さまら内親王に「女性宮家」として結婚後も皇室に残っていただき、悠仁さまに男子のお子様がない場合には、愛子さまらのお子様を「女系天皇」として容認すべきとの立場を表明した。 現役の大臣が「女系天皇容認論」を口にすることは異例のことであり、ネット上では賛否両論が沸騰している。とりわけ男系男子による皇位継承を主張する保守派からの攻撃は凄まじく、『平成の天皇と戦後日本』(人文書院、2019)などの著者・河西秀哉准教授(名古屋大学)も「私でさえ、女性天皇・女系天皇のことを言ったら、研究室に手紙が来るから現役大臣だともっと反応があると思われる…」と呆れ果てている。 河野デジタル罪仁「旧宮家復帰ならば遺伝子検査は必須」。 とはいえ河野大臣は、「男系による皇統維持を優先すべき」という立場だ。どうしてここまで保守派が攻撃するのだろうか? 元宮内庁職員の佐川良子さんは「河野大臣が旧宮家の皇籍復帰案を否定したからでしょう」と推測する。旧宮家の男系子孫を皇籍に復帰させる案は、保守派が推す唯一の選択肢だ。もしこれが不可能となれば、皇統安定化のための解決策は、女性宮家・女性天皇・女系天皇しか残されておらず、いずれも保守派が反対しているものばかりだ。 ところで、なぜ河野大臣は男系派であるにもかかわらず、旧宮家の皇籍復帰に反対するのであろうか? Youtubeのライブ放送で、その理由を「旧宮家が今の天皇家からどこで分かれたかというと1400年代だ。600年間、〔旧宮家の〕男系が続いている保証はない」と述べ、「〔復帰するとなれば旧宮家の男系男子の〕染色体、遺伝子の検査をして、〔現在の皇室と〕繋がっていないという話になるかもしれない。 600年前の〔旧宮家の〕方を元に戻して、本当に国民に受け入れられるかは議論がいる」としている。 男系による血統を至上命題とするならば、当然、皇籍復帰の際にはDNA検査が必要になるに違いない。だが、もしDNA検査で男系のラインで繋がらなければ、どこかで不義の子が紛れていたことになるため「様々な問題」が起こることは容易に想像がつく。 DNA検査は必須か。 紙の上に記された家系図以上に遺伝子は嘘をつかない。 2012年に英中部レスターで見つかった人骨のDNA鑑定(Y染色体の検査)を行った結果、15世紀のイングランド王リチャード3世(1452-1485)のものであることが明らかになった。 だが、リチャード3世の曽祖父の兄のジョン・オブ・ゴーント(1340-1399)から続く男系子孫とはDNAが不一致であった。つまり、家系図に書かれている父親とは違う父親を持つ“不義の子”がどこかに紛れていたことを意味する。 保守派が主張するように、男系の血統が極めて重要であるならば、皇籍復帰する候補者のDNA鑑定も必須となるだろう。ここで、万が一にでもDNAが一致しなければ、男系派の希望は断たれることになる。 しかも、旧宮家の方々が一致しないならばまだしも「旧宮家の方々は皆、DNAが一致するのに、秋篠宮家のそれだけが一致しない」となった場合、何が起こるのか想像すらできない。 美智子さまの重いお言葉。 ところで皇室の皆様は皇位継承問題にどのようなお考えをお持ちなのだろうか? かつて上皇陛下は、平成の頃「ゆくゆくは愛子(内親王)に天皇になってほしい。だけど、自分も長く元気ではいられないだろうから、早く議論を進めてほしい」と側近に仰ったことは夙に知られる(奥野修司『天皇の憂鬱』新潮社、2019)。優秀で温和な愛子さまのお人柄を知ってのご発言だろう。...