殿下が一人の人間として幸せになるお相手を選ばれるべき ただ殿下が年齢を重ねられるにつれ、より深くご心配されるようになったのは、皇后さまよりも陛下でいらしたようにお見受けしました。父親としての愛情はもちろんですが、それ以上に天皇家の万世一系の歴史をこの代で途絶えさせてはならないという強い信念をお持ちで、その使命感はたいへんお強いものでした。殿下が30歳を超えられた頃からは、陛下御自ら、適齢期のお嬢さんがいるご友人にお電話で相談されているところを何度か拝見いたしました。皇太子殿下のご結婚が早く決まることを誰よりも願っておられたと思います。 両陛下だけではありません。国民の期待も大変大きいものでした。お立場上、お世継ぎのことを考えれば、急いだほうが良いという意見は当然です。それでも私は、焦ってはいけない、殿下が一人の人間として幸せになるお相手を選ばれるべきだと考えていました。 私は殿下にこう申し上げたことがあります。 「火花が散るような方をお選びになるベきです。国民が何と言おうと、ご自分が『この人』と思ったらご自身でプロポーズされたら良い。断固としてご自分の道を貫かれるべきです。殿下の決断なら、国民の多くは納得します」 ですから室内楽の集まりには「この方が良い」と考えて女性を招いていたわけではありません。場所や機会は提供しましたが、仲人とは違います。「お見合いパーティではありませんよ」と私は殿下にお伝えしていました。 ある時、OBオーケストラに所属している女性を室内楽の練習に招こうと思い、私が「今度、OBオーケストラの中から選びましょうか」と言うと、殿下は「そうですね。〇〇さんは良いでしょうね」と仰る。それを聴いた私は「この方に好意がおありなのかな」と思うこともありました。でも殿下はあくまで室内楽をやる際に、どなたと音を合わせると良いかというほうに力点を置いて選ばれていたようです。こういったことは何回かありました。皇后さまという素晴らしい母親に恵まれて、なかなかお妃を決められないのではないか。もしかすると殿下はご結婚の意志がそんなに強くないのでは、などと思ったこともあります。 ただでさえ、民間から皇室に嫁ぐというプレッシャーがある中で、 8年もの間、子宝に恵まれなかった。 この上、心無い国民からの、いわれなきバッシング。 適応障害になってしまったのも頷けます。 愛子さまがご立派になられたので、 それを糧に、この病気が回復に向かうことを祈るばかりです。 大変なご苦労かと思われますが、 陛下と寄り添い、この苦難を乗り越え、 国民から敬愛される皇室を守って行って下さい。 愛子さまに対しても、何かをきっかけに、手のひら返したようにバッシング風潮に傾くかも知れません。 愛子様ご自身もおそらくそのことをわかっておいででしょうね。 雅子様叩きのついでにご自身が眞子様佳子様と比較され劣っていると貶されまくった幼少期と、突如として手のひら返して秋篠宮家叩きのダシにするために北の将軍様かな?って勢いで誉めそやされてる現状と、賢い愛子様ならよーく理解されていることでしょう。 記事を読んで…...